✓ 罪悪感には理由があります

新卒で退職するのは申し訳ない?罪悪感への向き合い方

2026年3月時点逃げナビ編集部 調査
先に結論

新卒退職への罪悪感は珍しくありませんが、データで見ると約3人に1人が3年以内に退職しています。罪悪感の正体を理解することで、判断がしやすくなります。

新卒で退職を考える人の多くが「申し訳ない」「迷惑をかける」「期待を裏切る」という罪悪感を抱きます。この感情は健全な責任感の表れですが、それに振り回されて自分を追い詰めるのは別の問題です。

罪悪感を感じる対象

対象感じやすい罪悪感の中身
会社・上司「採用してもらった恩を返せていない」「教育コストをかけてもらったのに」
同期「みんな続けているのに自分だけ」「先に抜けるのが申し訳ない」
親・家族「就活で苦労したのに」「期待を裏切る」
引継ぎ先「迷惑をかける」「年度途中で抜けるのは無責任では」
自分自身「もっと頑張れたはず」「3年も続けられない自分が情けない」

データで見る「申し訳なさ」の現実

33.8%
大卒3年以内離職率
厚生労働省・令和4年3月卒
12.1%
大卒1年目離職率
厚生労働省・令和4年3月卒
41.3%
早期離職を「キャリアにプラス」と感じる人の割合
マイナビ「転職活動における行動特性調査2024年版」

3人に1人が3年以内に辞めている現実があります。「自分だけ抜ける」のではなく、毎年大量の若手が同じ判断をしています。

「会社に申し訳ない」への向き合い方

採用には企業側の判断もあり、合わない場合のリスクは双方にあります。新卒採用は企業にとって投資ですが、長期間働かない可能性も含めて行われています。労働政策研究・研修機構の調査では、約4割の企業が「第二新卒は新卒より優れている」と評価しており、早期離職者の流動性そのものが市場として成立しています。

無理して続けてパフォーマンスが出ない方が、会社にとっても本人にとってもマイナスです。

「同期に申し訳ない」への向き合い方

同期に対する罪悪感は、多くの場合「自分が逃げたら残った人に負担がかかる」という思考から来ています。実際は、退職後の業務調整は会社・管理職の責任であり、本来あなたが背負うものではありません。

同期は同期で別の悩みを抱えており、自分の人生を生きています。退職を選ばないことが「申し訳なさ」の解消ではなく、自分を犠牲にする行為になることもあります。

「親に申し訳ない」への向き合い方

就活の苦労を見ている親に対する罪悪感は、新卒退職の最大のハードルになりがちです。ただし親の世代(終身雇用前提)と現在(転職市場が成熟)では労働環境が大きく違います。データを共有することで、親の不安を減らせる場合があります。

詳しい伝え方は 親に言えない時の伝え方 も参考にしてください。

罪悪感を超えるための整理

気持ちを整理する手順

限界を超える前に動く判断

罪悪感に押しつぶされて体調を崩すと、転職活動自体が困難になります。心身が動けるうちに判断する方が、結果的に周囲への影響も小さくて済みます。

よくある質問
採用されたばかりで辞めるのは恩を仇で返すことになりますか?
企業側も合わない場合のリスクを織り込んで採用しています。続けて成果が出ないより、早めに動く方が双方にとって合理的なケースもあります。
引継ぎなしで辞めると無責任ですか?
本来引継ぎ体制を整えるのは管理職の責任です。法的には2週間前の通知で退職可能で、引継ぎが不十分でも法的責任は問われません。心身に余裕がある場合は引継ぎに協力する方が円満ですが、限界の場合は自分を優先しても問題ありません。
申し訳なくて退職を切り出せません。
直接伝えづらい場合は、退職代行を使う選択肢があります。第三者を通じて手続きを進めれば、感情的に追い詰められず冷静に進められます。
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本記事は2026年3月時点の情報です。最新情報は各サービスの公式サイト・公的機関をご確認ください。本サイトはアフィリエイトリンクを含みます。
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